ブルーアースニュース2月号発行

NPOブルーアースニュース 第60号 2020年2月5日発行 --------💌💌💌💌💌💌------------ 新聞のニュースによれば、新型コロナウイルスによる新型肺炎患者が2万人を超えてしまいました。今後も感染拡大が続く見通しで、心配はつきません。横浜港には「ダイアモンド・プリンス」号が、4,000人近くの乗客、乗員を乗せ検疫中でこの問題も大きな心配です。我々は、あらゆる手段を講じて、個人で安心・安全を確保することしかありません。まずは、手のアルコール消毒と洗浄、そしてうがいとマスクの装着を徹底しましょう。過剰な反応だけは慎みましょう!!!! ✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏ < 2月のトピックス >  暖冬の影響で、春のニュースもちらほら。我が家の花壇もチューリップが芽を出し、近くの公園では水仙が咲き誇っています。 そして、最も春らしい、野球、ラグビーそしてサッカーの季節が始まりました。15シーズンぶりに日本一を達成した”横浜Fマリノス”の開幕戦が、2/23に日産スタジアムで始まります。  今季はJ1では、F.マリノス、横浜FC、川崎フロンターレ、そして湘南ベルマーレと神奈川は4チームが揃いました。サッカーも都市集中型になって来ましたね。ちょっと気にはなりますが。今年も頑張ってほしいものです。  今日の温度が13度、3月下旬の気温だそうです。まだ2月に入ったばかりなのに。 ✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏ 1.NPOブルーアースの活動 (1) 令和2年度(2020年)4月開講・E&EセミナーNo.17 「地球環境変化と防災・減災を横浜から考える」の開講のお知らせ  地球温暖化が原因とも言われる異常気象は、強大な台風の襲来、大雨による水害の多発。大型地震などの災害も現実のものになって来ています。それに対処するための防災・減災を正確な知識を把握し自らが行動に移さなければならない時代が到来しています。地盤防災分野のスペシャリストが、主として地盤に関しての問題提起を行、そしてセミナー参加者の方々が自ら考え、そして討議を行う新しいタイプのセミナーを開催します。  内容と時間は下記の通りです。皆様のご参加をお待ちしています。 第1回 4/16 (木)  15:15-17:45 講義  「地球環境変化が地盤災害に与える影響を考える」 第2回 4/23 (木)「横浜市内の崖地を見て対策を学ぶ」  13:00-14:45 巡検 横浜市内の崖地を野外巡見  15:15-17:45 講義 宅地を取り巻く法令、公開情報から知る危険性など        第3回 5/14 (木)「災害を実感し防災・減災を考える」  13:00-14:45 見学 市民防災センターと隣接する崖地の見学  15:15-17:45 講義 見学池の災害危険度を考え、ハードからソフトへの転換を考える     第4回 5/21 (木) 「防災対策の研究最前線を知る」 13:15-14:45 見学 東亜建設工業技術研究開発センターの見学  15:15-17:45 講義 横浜市、建設会社が取り組む地盤強化などを学ぶ     第5回 5/28 (木)「地球環境と災害に向き合う」  15:15-16:45 発表 参加者による地球環境変化と災害について  17:15-18:45 パネルデイスカッション  今回のセミナーは、崖地の巡検・施設の見学を行い、事後に「かながわ県民センター」会議室に移動、講義等を行います。  セミナーの詳細については、近日中に当ブルーアースニュース・臨時版を発行してお知らせします。  会場はこれまで通り、「かながわ県民センター」(横浜駅西口から徒歩5分)で変更はありません。 (2) 2019年度の理科教室   令和元年のの理科教室は全て終了しました。  子供たちの楽しそうな笑顔に感謝、感謝の1年でした。 2020年度の理科教室は、確定次第お知らせします。 (3) 2020年度オープンサロン開催の予定 < 2月> 横浜若葉台「里山」計画 ー植林地活動による大規模団地再生プラン 1) 現地見学会 日時:2020年2月8日(土) 16:00-17:00 若葉台公園樹林地の見学と樹林地整備活動の説明 場所:横浜若葉台公園 2) 講座 日時:2020年2月18日(火) 16:30-18:00 横浜若葉台「里山」 計画 --樹林地活動による大規模団地再生プラン-- 場所:かながわ県民センター 710号 講師:西村 高志(会員) 概要:横浜若葉台は面積90㌶、住民1万4千人の大規模団地です。 最初の入居から40年が経ちいろいろな組織が制度疲労を起こしています。公園や樹林が面積の約半分を占めており、樹林地環境が住民生活に密着しています。 この植林の整備に多数の住民が地道な活動をしており、既存の組織の柵にとらわれない樹林地活動による大規模団地再生プランを説明します。 <3月> 木で作る。ナノセルロースビークル(NCV)プロジェクトについて 日時:2020年3月17日(火)16:30-18:00 場所:かながわ県民センター 710号 講師:猪俣 勲 (会員) 概要:次世代素材CNF(セルロースナノファイバー)を活用した 自動車の軽量化を目的とした プロジェクトに関して、その実情を報告します。 ご期待ください。 ご参加をお待ちしています。   ☆参加希望の方は下記までご連絡ください。     e-mail:info@npo-blueearth.org オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談、そして最新の技術情報など、NPOブルーアース会員の講演のみならず、「NPOブルーアースニュース」読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。 すでに多くの読者の皆さまのご出席もいただいております。 お気軽にご来場いただけることを切に願っています。  当日会場に直接お越しいただくことも可能ですが、会場の設営の事情もあり事前に下記へご連絡いただければ幸いです。  e-mail:info@npo-blueearth.org 2.NPOブルーアース 1月の結果報告 ①理科教室の報告 ・KISTEC (神奈川県立産業技術総合研究所)の「なるほど!体験出前教室」  1/15 藤沢市立湘南台小学校特別支援学級1-6年生 22名  「逆立ちビー玉コマ」     2019年度の最後の理科教室の授業となりました。      ビー玉4ケを使ってコマを作り、全員で廻すと逆立ちをするコマが完成しました。     回転体の重心の移動を学ぶ授業でしたが、児童の皆さんと楽しく授業を終えることが出来ました。 ②オープンサロンの報告 <1月> 災害から学ぶ宅地地盤の品質判定 日時:2020年1月21日(火) 16:30-18:00  場所:かながわ県民センター 709号 講師:岸田 隆夫(会員) 概要:我が国では近年、台風や大雨により浸水や土石流の災害、また、海洋型の大規模地震や大都市直下型地震による宅地被害(津波、液状化、斜面崩壊など)が発生しています。 東日本大震災を契機として「地盤品質判定士」制度が新設され宅地地盤の品質を的確に判断して安全・安心な住宅の建設につながっている現実を理解できました。 3.「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成 よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。 詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」   ----------------👣👣👣👣👣👣-------------------- 「コラム」コーナー 「県歌に関するお話(2)中村 信武 昨年10月のこの誌面で「横浜市民は市歌を誰でも歌うことができる」をご紹介しました横浜市歌は横浜市民にとっては、100年以上の歴史ある、本当に大切な市民の歌ですが、神奈川県歌はあるのだろうかと調べてみました。そんな事をかんがえていたら、その続編を描こうと思って少し調べみました。 神奈川県歌は1930年に公募して選定されたそうですが、普及せず、20年後の1950年に「光あらたに」が新たに制定されていました。横浜市民にはあまり馴染みがないのですが、存在しました。残念ながらどんなメロデイーか知りません。 関東圏の都県はどんなでしょう。 東京都も制定されているようですが、都のイベントでもほとんど披露されることはないそうです。地方からの移住者が多い東京都、普及しない理由はそんなものかもしれませんね。音楽は人間がまとまる一つの手段であはるのですが。 群馬県では、毎朝、県庁において始業時の庁内放送や県の行事・式典では必ず聴けるそうだとか。TVの放送開始と終了時にも流されるそうです。 栃木県歌は皆さんもご存知の「ダ・カーポ」の女性の方が、佐野市出身の縁で、CDリリース、毎朝のラジオで群馬県同様流されているそうです。 ユニークなのが、茨城県。3番の歌詞に当時県内への立地が進んでいた、原子力と鹿島開発が含まれており、作られた歌詞が3.11の福島原発の事故以来、「時代に合わない3番は廃止すべき」と批判の声が出始めているそうです。 サッカーの茨城ダービーでは水戸ホーリーホックは歌うことが慣例であるそうですが、一方鹿島アントラーズはは歌わないとのことです。上記の理由が反映しているのではないのでしょうか。 千葉県、埼玉県も同様の状況のようです。 これらの県歌はその大半が戦後の選定となっており、やはり横浜市歌は歴史的なものですね。関東圏は東京都を除けば、県歌、県民の歌は、空では歌えないけれども、意外に市民・県民に受け入れられています。 びっくりしたのが、県歌または県民の歌の無い都道府県が3つ存在しました。その3つとは大阪、広島、大分でした。特に大阪府は府民の文化的背景から、阪神タイガースの「六甲おろし」に匹敵する府歌があるのかと思いましたが、あまりにも「六甲おろし」が全国バージョンのせいか、存在しない、面白い現象です。 最後に、2月1日付の読売新聞・朝刊に「東京県転入超過14.8万人」と言う記事が掲載されました。 この記事によると、東京圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)への転入者が転出者を14.8万人を上回る転入超過で前年より8,915人拡大したと言うものです。他方、大阪圏は4097人、名古屋圏は1,0501人とそれぞれ減少と、さらに一極集中が続く現状が鮮明になったとか 。 このように、県歌の普及は、県民・市民を地域に留める役割もあるのかなと、ふと思った次第でした。                      終わり  。配信停止は下記までお願いいたします。 info@npo-blueearth.org ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆発行・お問合わせ先 特定非営利活動法人 NPOブルーアース  〒247-0002 横浜市栄区小山台二丁目40番7号 ☆ NPOブルーアース ホームページ https://npo-blueearth.jimdo.com/ ☆ NPOブルーアース Facebook ページ https://www.facebook.com/npo.blueearth/