ブルーアースニュース 第41号  2018年8月5日発行

NPOブルーアースニュース 第41号 

2018年8月5日発行

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暑中お見舞い申し上げます。

 6月から続く30度超えの猛暑、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。これまでは、「我慢せず、極力エアコンを使用して、熱中症に注意しましょう」であったキャッチコピーが今年は、「ためらわずエアコン、扇風機を使用して、熱中症を予防しましょう」です。

 まだ、8月がスタートしたばかり、当分は30度超えの真夏日は続く予報になっています。お身体には十二分の注意をされ、この酷暑の夏を乗り切ってください。

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今月のトピックス

 ・8月に行う横浜市立西本郷小学校・放課後キッズクラブでは、子供たち97名が参加してくれます。

  子供達はこんな暑さなんか、気にもかけないのでしょうね。 体育館での理科教室ですので、熱中症には十分気をつけて、楽しい授業としたいものです。

1.NPOブルーアースの活動

★★平成30年度のE&Eセミナーの今後の予定★★

<E&EセミナーNo.13> 「自然と食と環境」施設見学会の募集を行っています。

(募集締切りは8月30日です。 応募をお待ちしています)

=訪問施設とその内容=

・9/5(水) LEDイチゴ栽培施設 人の森㈱ (小田急線厚木駅集合)最新のLEDを用いた完全人工光型イチゴ栽培技術見学

・9/12(水) レトルト食品製造施設 味の素㈱川崎工場 (京急大師線鈴木町駅集合)

本物の材料にこだわったCookDo回鍋肉用工程見学と食資源バイオサイクルセミナー

・9/19(水) 里山管理 横浜市若葉台公園に於ける若葉台住民の管理 (若葉台中央バス停集合)公園内(植林地、グランド、湧水池)を散策、里山づくりについて説明

 (当日雨天の場合、10/11を予備日とします)

・10/4(木) 飲料工場施設 キリンビール㈱横浜工場 (京急千生麦駅集合)水環境についてのセミナー後工場見学とビールの試飲

申込方法等の詳細はHPに掲載致していますので、下記URLより確認をおねがいいたします。

  http://npo-blurrath.jimdo.com/

★★平成30年度理科教室の今後の予定★★

< 8月の理科教室 >

・8/23 (木) テーマ:ベンハムのコマ 横浜市立西本郷小学校放課後キッズクラブ 97名

 *白黒模様が、回転を加えることでカラー模様に変身します。CDに特殊な模様を印刷した用紙を工作で切り抜き、ノリで貼ってコマを作ります。そのコマが廻りだすと、白黒模様がカラーに変身、その仕組みを考察します。

 9月以降も、多くの小学校を訪問して、子供たちとのふれあいを重ねて行きます。

   次月以降の理科教室も、この欄でお知らせします。

★★平成30年度オープンサロンの今後の予定★★

< 8月:肝心なものは目に見えない!ー地盤・基礎の大切さ>

日時:平成30年8月21日(火)  16:30-18:00

場所:かながわ県民センター 709号

講師:NPOブルーアース会員 岸田 隆夫

内容: 私たちは建物に住み、多くの場合建物の中で仕事をしています。この建物は全て基礎を介して地盤に支えられています。この地盤がしっかりしていないと大変なことは、地震災害や豪雨災害の度に思い知らされます。この大切な基礎や地盤は私たちが見ることは殆どありません加えて、電気・ガス・水道などのライフラインや道路・鉄道などのインフラ・ストラクチャーがストップすると、私たちの生活に深刻な影響を与えます。今回の大阪北部地震でも再確認されました。

そして、このインフラを目にすることも希です。私たちの生活が、これら目に見えないものに支えられていることを、更にどのように向き合うべきかを、

一緒に考えてみませんか?!

<9月:横浜港の概要 -客船のお話しー>

日時:平成30年9月18日(火)  16:30-18:00

場所:かながわ県民センター 711号

講師:横浜港振興協会 専務理事 今井 祐一郎氏

内容: 今回は本年3月に続く2回目の講座です。 前回は横浜港の歴史をお話しいただきましたが、

今回は、その中でも客船にまつわる、秘話をお話しいただきます。

<10月のオープンサロン>は、今年も実施した「相馬市立桜丘小学校・おもしろ理科教室」が5回目の節目で

これまでの過去5回の理科教室を振り返って、子供たちのこと、大震災のこと、原発事故のことなどを

この教室で得た私達の経験談をお伝えする予定です。

日時:平成30年10月16日(火) 16:30-18:00

場所:かながわ県民センター 709号

オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談議等など、NPOブルーアース会員の講演のみならず、「NPOブルーアースニュース」読者の皆さまからの話もお聞かせ願いている場所です。

すでに多くの読者の皆さまのご出席もいただいております。お気軽にご来場いただけることを切に願っています。 

当日会場に直接お越しいただくことも可能ですが、会場の設営の事情もあり事前に下記へご連絡いただければ

幸いです。

  info@npo-blueearth.org

1.NPOブルーアースの活動結果報告

☆平成30年7月実施の理科教室の報告

7月に実施した理科教室はありませんでした。

☆平成30年7月オープンサロン報告

テーマ: 住宅用太陽光発電の採算性について

日時:平成30年7月17日(火)  16:30-18:00

場所:かながわ県民センター 703号

講師:NPOブルーアース会員 原田 明夫

内容:再生可能エネルギーの中で設置場所の制約を受けず、個人が運用できる太陽光発電 について、

業者が提案する10年以内での投資回収の可能性を、実際の運用データを基に試算した結果の報告でした。

後記:実際に設備を導入して得られたデータからは、メーカー・業者の提案する投資金額の回収は、残念ながら

達成できない結果であったとの由。 

しかし、原田会員は結果がどうであれ導入して良かったという。その理由は、この温暖化の進む世界で、無駄を省き、効率的なエネルギーの使用を実践出来たことと結論付けた。

良い言葉に巡り合えた「オープンサロン」でした。

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「コラム」コーナー

『タイ洞窟少年ら13人の奇跡の救出・生還に思うこと』               瀧本憲一

 タイ北部チェンライのタムルアン洞窟に6月23日から閉じ込められていた地元サッカークラブの少年ら(大人のコーチ1人含む)は7月10日午後までに全員救出された。 まずは全員無事に救出されたことに対して、私も含めて多くの人達が注目し、安堵し、祝福をしたことと思う。

◆今回の救出劇はタイの軍政、地元の知事、タイ海軍の特殊潜水部隊、米国、英国、豪州、中国

などの洞窟潜水熟練ダイバーなどとのチームワーク、連携のもとにあらゆる手段が考えられる中で、用意周到に裏付けられた決断の結果といえるだろう。

◆真っ暗闇のなかでは我々は絶対に耐えられるものではないが、コーチの下全員が瞑想をして救出を待っていたこと。 瞑想をすることにより、心を静められたこと、パニックにならなかったこと、余分なエネルギーを使わなかったこと。 これができたことは、日常的に子ども達がそのような環境であったことかもしれない。

◆今回の事件および対処法に対して、現在の日本の社会の状況を見回して、考えさせられるところが多いと感じた。 今回の救出劇には日本の名は表にほとんど出てこなかったが、〝磁器のタイル〞技術が貢献したとのこと。有田焼でつくられた〝蓄光タイル〞が暗闇の中で使われ弱い光だけれども水中でも光り、約8時間照らす性能をもち、希望の光となったことと思う。今後、災害時、停電時などでもこの製品が利用される機会が多くなるであろう。

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