ブルーアースニュース6月号発行

NPOブルーアースニュース第51号

 2019年6月5日発行

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5月1日は新天皇の「剣爾等承継の儀」「即位後朝見の儀」が行われ、新たに『令和』となってひと月が経ちました。5月なのに、北海道では38度を超える真夏日を記録、東京も三日続きの夏日など、異常な気候が次々とやってくる。 今年の夏はまた40度を超える猛暑日が頻繁に発生するのでしょうか?

皆さん、熱中症にだけは気をつけて、日々をお過ごしください。

 

< 今月のトピックス >

何と言っても、広島東洋カープの5月、ひと月間での最下位から首位奪取でしょう。

何がきっかけで20勝もしてしまうのか、主力が抜けてもその穴を埋める人材育成。

これが重要なことなのでしょうね。 人生も同じ、心がけましょう。

 

1.NPOブルーアースの活動

(1) 令和元年度{2019年)9月開講・E&EセミナーNo.15 施設見学会

9月~10月に「地球環境の保全・防災施設見学会」を準備しています。

内容は

  ①神奈川水再生センター 

  ②南本牧第5ブロック廃棄物最終処理場 

  ③横浜市民防災センター

  ④昭和電工川崎製造所(プラスチックリサイクル)

の4施設を計画中です。

6月号で詳細をお知らせする予定でしたが、予約が完了していません。

予約が確定次第、このNPOブルーアースニュース、ホームページでお知らせします。

 

(2) 平成31年度の理科教室

2013年から毎年欠かさず実施している、東日本大震災・被災地支援活動 『福島県相馬市立桜丘小学校』

での、第6回「おもしろ理科教室」が、今年も6月26日、27日の両日、実施することが決定しました。

3年生から6年生まで、300名を超える児童たちと、理科の楽しさを共有します。

今年は、同じく浜通り地区にある2つの小学校へも伺います。

・南相馬市立小高区4小学校 

  小高区にある4つの小学校が現在合同で学習を進めている小学校です。

  3,4年生16名の児童たちと理科を通じて交流を図ります。

・相馬郡新地町立駒ヶ嶺小学校

  復興支援基金による「太陽光発電システム」が導入され、震災に強い施設づくりを実践している小学校です。

  このような ICT (情報通信技術)を用いた教育を私たちも学んできたいとも思っています。

  5,6年生53名の児童たちと理科の楽しさを実感してきます。

(3) NPOブルーアース・紹介チラシを新しく更新しました

  

 老いも若きも手にする物が、携帯電話からスマホに置き換わって、世の中の情報は、紙からネットへと急速な転換をしています。 (このスピードについていけませんが、頑張るしかありません)これまでは紹介チラシは、アナログに訴えた印刷物でしたが、ある会合でそんな古い媒体では、紙の無駄遣いと指摘を受けたことから、リニューワルしました。文章は極力少なく、写真を取り入れ、そして今はやりのQRコードを加えることで、スマホからのあらゆる情報の検索が可能になりました。

この新しい紹介チラシは、講座出席の皆さまやオープンサロンに出席された市民の方々に配布して、多くの皆さまにNPOブルーアースを身近に感じて頂こうと思っています。新しい紹介チラシにご興味があるようでしたら、下記までご一報ください。 お手元にお届けします。

e-mail:info@npo-blueearth.org  

 

(4) 平成31年度オープンサロン

6月の予定「私達と原子力」

日時:2019年6月18日(火) 16:30-18:00 

場所:かながわ県民センター 711号

講師:会員 飯田 孝司

概要:ウラン鉱山から原子力発電までの流れ/原子力発電の特徴

世界の中の日本の原子力/安全保証等発電以外への原子力の利用

21世紀後半から22世紀に向けて原子力はどうなるか

 (エネルギー、環境、安全保障、私達の生活、世界の技術革新

平成31年度オープンサロンの7月以降の予定

 

7月の予定「異常気温と体調管理の雑学」  

日時:2019年7月16日(火) 16:30-18:00 

場所:かながわ県民センター 709号

講師:会員 瀧本 憲一

最近の地球温暖化の影響による海水温及び都市部の気温上昇の状況とそれに伴って増加する熱中症発症の原因と状況および体調管理対処法について雑学的に話します。

オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。

テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談議等など、NPOブルーアース会員の講演のみならず、「NPOブルーアースニュース」読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。すでに多くの読者の皆さまのご出席もいただいております。 お気軽にご来場いただけることを切に願っています。 

当日会場に直接お越しいただくことも可能ですが、会場の設営の事情もあり事前に下記へご連絡いただければ幸いです。

 e-mail:info@npo-blueearth.org

 

2.NPOブルーアースのその他の結果報告

1)平成31年度オープンサロンの5月の報告

「ワインのお話しフランスの二つのシャトーを事例に」  

日時:2019年5月22日(水) 16:30-18:00 

場所:かながわ県民センター 705号

講師:会員 廣瀬 忠一郎

概要:”シャブリChablis「シャトーベル― Chateau Béru」とボルドーBordeaux「シャトーマルゴーChateau Margaux」を中心に”シャルドネ種葡萄園、シャブリの貝殻化石の実物観察、キンメリジャン地層、そしてブドウ園の管理、ボルドー赤ワインのシャトー・マルゴー、オーナー家主催のティスティング参加報告、フランス・ワイン年次品質格付け表;ブドウ園の地層、地形、風土、気候・・・気候変動影響などなど、ワインの持つ個々の性質など学ぶことができました。

この後の試飲会もまた格別でした。

 

2)「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成対象団体に登録されました。よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を数年に渡り続けて参りました。

 今後もこの活動を継続できますよう皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらから  http://bit.ly/2wBNQEl  」  

 

「コラム」コーナ」加齢と筋肉量 

                           瀧本 憲一

 

昨年秋に小生は、ついに後期高齢者の仲間に入ってしまいました。幸い身体的には健康でありますが、最近、筋肉量とくに大腿部やお尻回りの筋肉が落ちてきていることが実感します。

◆人生100年時代と言われていますが、人間の全筋肉量が健康寿命およびガンや免疫力との関係が注目されています。ある調査では(1)、年齢と全身の筋肉量について、下肢部では、20歳前後と75歳前後と比較すると男性が33%、女性が21%低下し、とくに、シニア世代を境に急激に低下し、その結果、日常生活への制約にも影響が出てきています。逆に、筋肉に適度な負荷をかけてやると筋肉量が増加する研究結果も出ています。

◆勝田 茂 筑波大学名誉教授は82歳になりますが、50代から自身の大腿部を30年にわたってMRI画像検査を行ってきており、筋断面積では約16%アップする結果が出ており、これは、定年後からテニスと筋トレを始めた結果とのことであります。

◆適度な筋肉運動は、年齢に関係なく色々効果が上がることが理論的にも分かってきています。筋肉が動くときに「マイオカイン(Myokine)」(石井直方東京大学教授)という物質が分泌されることが分り、血液中から全身に回り、様々な働きをする。その一つは白色の脂肪に働きかけて燃焼しやすい脂肪に変化させる。その他、血糖値を下げる、骨を作る、うつになりにくくするなど。

また、「スパーク(SPARC) 」(京都府立大学青井渉准教授)という物質も分泌されることを発見し、動物実験では大腸ガンになりにくい予防効果があることが分り、さらに、筋肉が減少した高齢者の免疫力をアップさせる効果がありそうです。

◆生活習慣の中に無理をせずに筋肉に適度な負荷をかけることは、やれば効果が見込めることが分ります。

これは、私たち老いとの向き合い方を変えるよいチャンスであると思います。

シニア以上の世代こそ毎日適正な・適度な筋トレをしよう !

(1)谷本芳美など、日老医誌発表論文より(2010)

                                                                             終わり 

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