ブルーアースニュース8月号発行

NPOブルーアースニュース
特定非営利活動法人  第53号 2019年8月5日発行
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「大塚商会ハートフル基金の支援決定」 
 7月17日 11:38 に一通のメイルを受け取りました。
主題は「大塚商会ハートフル基金」支援決定のご連絡  NPOブルーアース様」というものでした。
文中に「厳正な審査の結果、貴会の事業を支援することに決定しました」 という文字が目に飛び込んできました。
 その事業こそ、今年で6回目になる ”相馬市立桜丘小学校おもしろ理科教室” です。
今年は6月26日、27日の両日、桜丘小学校3-6年生 合計304名との6回目の交流に加えて、新たに相馬郡新地町立駒ヶ嶺小学校5-6年生 53名、南相馬市立小高区4小学校3-4年生16名の子どもたちとも、交流をスタートさせることが出来、思い出もひとしおの、「おもしろ理科教室」を終えてところでした。
 そのわずか3週間後に 「大塚商会ハートフル基金」からの支援決定の報を聞けたことは、決定の喜びもさることながら6年に亘る我々の東日本大震災支援の活動が認められたことに、「継続は力」を改めて感じた時でした。
心より御礼申し上げます。 ありがとうございました。

NPOブルーアースのWEBにこれらの活動の詳細が掲載されています。ぜひご覧ください。
   ☆ NPOブルーアース ホームページ
https://npo-blueearth.jimdo.com/

7月のトピックス

第25回参議院議員数条選挙が7月21日に投票が行われました。残念ながら投票率は50%割れの48.8%という結果でした。もちろん私は投票所に足を運びました。
6割、7割の投票率を達成できたとしたら、どんな日本になるのでしょうか。現実にはあり得ないことでしょうが、そんな気持ちで開票速報を見ていました。 
 
1.NPOブルーアースの活動

(1) 令和元年度{2019年)9月開講・E&EセミナーNo.15 施設見学会

9月~10月に「地球環境の保全・防災施設見学会」の受講者を募集しています。募集締切りは9月10日です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

内容は
①南本牧第5ブロック廃棄物最終処理場
 日時;9月18日(水) 14:00-15:30 
 13:00 JR根岸駅集合
②北部第2水再生センター
 日時;9月25日(水) 13:30-15:30
 12:45 JR鶴見駅集合        
③横浜市民防災センター
 日時;10月2日(水) 14:00-16:00 
 13:00 JR横浜駅集合
④昭和電工川崎製造所(プラスチックリサイクル)
 日時;10月9日(水) 13:30-15:00 
 12:30 JR川崎駅集合

の4施設を見学します。
施設見学会の詳細、及び参加申し込みは下記HPからお願いいたします。
 No15見学会案内と申し込みリンクは、
  http://bit.ly/2JcQmIp

(2) 2019年度の理科教室
2019年度の理科教室が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。

①第6回相馬市立桜丘小学校「おもしろ理科教室」
6月26日、27日に終了しました。今年は350人を超える子どもたちとの交流が実現できました。

 理科教室の模様は下記WEBからごらんになれます。
 http://bit.ly/2xqhrRj

②8月の理科教室の予定
 ・KISTEC (神奈川県立産業技術総合研究所)の「なるほど!体験出前教室」
  8/29 横浜市立上末吉小学校 2年生 88名
 「ブンブン回し」 
 ・放課後キッズクラブ「夏休み理科教室」
  8/21横浜市立西本郷小学校・放課後キッズクラブ90名
 「スライムを作ろう」
 ・地域施設での「夏休み理科教室」 
  8/3 赤羽文化センター 小学生30名 
  「光を分解して虹色をだしてみよう」
  8/24 西尾久ふれあい館 小学生20名 
  「イオンの力で電池を作ってみよう」

2 0名の会員が総出で、5か所の理科教室で子どもたちとの触れ合いに参加します。子どもたちも、暑い夏の思い出づくりの一助になれば、うれしい限りです。 

(3) NPOブルーアース・紹介チラシを新しく更新しました  
 新しい紹介チラシを作りました。 講座出席の皆さまやオープンサロンに出席された市民の方々に配布して、多くの皆さまにNPOブルーアースを身近に感じて頂こうと思っています。新しい紹介チラシはHPから内容を確認できます。
  ☆ NPOブルーアース ホームページ
    https://npo-blueearth.jimdo.com/

(4) 2019年度オープンサロン開催の予定
・8月の内容
  テーマ:「技術士試験問題から発想した持続可能な都市のための都市計画」 
 日時:2019年8月20日(火) 16:30-18:00 
 場所:かながわ県民センター 709号
 講師:会員 石川 弘毅
 概要:我が国において環境負荷の小さな都市を実現するために、環境負荷の小さな都市を目指すこととなった環境面での課題を挙げながら課題が生じた社会的背景を考察する。そして、課題解決のための都市政策上の技術的提案とその効果、及び生じうるリスクについて、その対処方法を含めて
検討する。

・9月以降の予定
9月:「NPOで学んだこと」 
 日時:2019年9月17日(火) 16:30-18:00 
 場所:かながわ県民センター 711号
 講師:会員 中村 泰三
 概要:NPOブルーアースに参加して十数年、多くを学び新しい仲間と出会いました。

 この知識経験が基盤になって現在の張合いある生活ができていると思われます。NPO活動で得た知見や思いを現在私が行っている地元の地域活動にどのように取り入れているかを紹介します。ご助言をいただけると幸いです。

10月:「未定」・・・9月号にてお知らせします。 
 日時:2019年10月15日(火) 16:30-18:00   
 場所:かながわ県民センター 604号

 オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談、そして最新の技術情報など、NPOブルーアース会員の講演のみならず、「NPOブルーアースニュース」読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。
 すでに多くの読者の皆さまのご出席もいただいております。お気軽にご来場いただけることを切に願っています。 
当日会場に直接お越しいただくことも可能ですが、会場の設営の事情もあり事前に下記へご連絡いただければ幸いです。
 e-mail:info@npo-blueearth.org

2.NPOブルーアースのその他の結果報告

1)平成31年度オープンサロンの7月の報告

テーマ:「異常気温と体調管理の雑学」 
 日時:2019年7月16日(火) 16:30-18:00 
 場所:かながわ県民センター 709号
 講師:会員 瀧本 憲一
 最近の地球温暖化の影響による海水温及び都市部の気温上昇の状況とそれに伴って増加
する熱中症発症の原因と状況および体調管理対処法についてのお話しでした。地球温暖化については、COP24に於ける政府間パネルでも、至近の問題として話し合われています。
改めて考え直す良い機会でした。
ありがとうございました。

2) 「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成

 対象団体に登録されました。よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を数年に渡り続けて参りました。今後もこの活動を継続できますよう皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
 詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」 
 

「コラム」コーナ」

『タクシーの自動ドア」 会員 中村 信武

 今横浜市では、日産自動車とDe-NAが、業務提携をして車とITがコラボした、数々の実証実験を繰り返しながら将来の「モビリテイ・サービス」の実現化に取り組んでいます。
スマホを介して、タクシーの予約から自動運転による目的地への移動、そして決済。乗車中はスマホを介して数々の情報サービスの提供、食事等の予約から決済まで、AIの技術も取り入れて行われています。2020年の東京オリンピックの年には、まったく新しいイノベーションがスタートするのではないでしょうか。
「タクシーの自動ドア」と、どんな関係かというと、1964年の前回の東京オリンピックの時に、この「タクシーの自動ドア」が開発されたことをご存じでしょうか。
このシステムの導入は、それまでは運転手は、顧客の乗降車時に、車から降りて手動でドアを開けて乗客の安全を確保していたそうです。
 客がドアを開閉すると、後続車との接触事故など、トラブルが起きやすいとの懸念があったからだそうです。運転手の労力軽減が導入のきっかけだったそうです。タクシーの自動ドア化はそれ以降、爆発的に日本全国に広まりました。
「おもてなし文化の象徴」ともいえるこのサービス、 日本では 無償のサービスと考えます。
 しかし、海外では香港などアジアのわずかな国でしか普及しなかったようです。その理由は、サービスは有償という欧米の考えが、原因でもあったのでしょう。 海外では根づかなかったのが、理解で出来るような気がします。私も経験がありますが、海外でタクシーを路上で止めた時に、ドアが開くのを待ってしまうことがありました。待っていたら、タクシーが走り去って行きました。お笑いの世界ですよね。

 一方で、現在ではタクシー運転手の大半が70歳代前後という高齢化が進んでいるそうです。確かに、高齢の運転手を多く見かけるような気がします。業界では、将来タクシーが存続するかということも、真剣に考える時代になってきているそうです。そんな実情から、タクシーの無人化が検討され、横浜市での実証試験が始まったとも言われています。
タクシーの自動ドアという当時の画期的なイノベーションが、56年後の第2回東京オリンピックを基点として、
また新たなタクシーを介した「モビリテイ・サービス」をスタートさせる時代に突入するか?
歴史はそんな繰り返しだな! と感じています。

 終わり 

配信停止は下記までお願いいたします。
info@npo-blueearth.org

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