2020年(令和2年)も残り6ヶ月になりました。
あっという間の半年間でした。これ程何もしない、 何もできない半年はなかったのではないでしょうか。後半の6ヶ月、 コロナを吹き飛ばす記憶に残る出来事を作りたいものですね。その中で、オンラインによるTV会議が、 これ程便利なものということを知り得たことは大きな進歩です。
Zoomを使ったオンライン・オープンサロンを予定しています。 (詳細内容は下記)多くの方の参加をお待ちしています。
世の中が変わる狭間を実感しませんか!
今月のトピックス
6月30日に5ヶ月ぶりに横浜駅西口へ、 正月以来ご無沙汰していた散髪に行ってきました。ボサボサ髪がすっきり、心も軽くなりました。都心部へのお出かけを自粛していましたので、 横浜駅前の変貌に驚きました。駅舎が完成、周りの建築中だったビル群も全て完成、 やっとこれで「日本のサグラダ・ファミリヤ」の呼称が消えることになるのでしょうかね。横浜駅前西口の工事はいつから始まったのか? 100年以上とも言われている。諸説あるようですが、2030年ごろまでは続くそうです!
そんな思いで歩いていましたが、 街の混雑時間を避けて出掛けたせいか、ダイヤモンド地下街も高島屋の食品売り場も60%程度の混み具合でしたが、 皆マスク着用でした。欧米人の暮らしぶりをTVで拝見しますが、 大半の人がノーマスク。国民性の相違に驚かされています。ルールを厳守して、そんな横浜見物もいいものです。 コロナ太り回避のためにも。
1.NPOブルーアースの活動
(1) 2020年度の理科教室
(1) 2020年度の理科教室
学校も再開となり、先生方も生徒たちも、 遅れを回避するために大変な時期を送っているようです。各学校とも理科教室の実施要請の検討には、 今しばらくの時間が必要なようです。活動の報告事項がありませんが、確定した時点で皆様には、 お知らせしたいと思っています。
(2) 2020年度オープンサロン開催の予定
7月、Zoomを使った「オープンサロン」を開催します。
ブルーアースニュース6月号でお知らせしましたが、6月23日( 火)に会員間に限定したトライヤルの結果、90分という長丁場のサロンでしたが、非常に好評価でした。
パワーポイントの資料も、 スクリーンに投射する画像と異なり高画質で、 講師のプレゼも参加者の質問等も明瞭に聞き取れたことも、大きな成果でした。
皆様にもこの環境ならばと、 7月から当面Zoomによるオープンサロンを進めることとしまし た。
是非、ご参加をお待ちしています。
<7月のテーマ>
木で作る。ナノセルロースビークル(NCV) プロジェクトについて
日時:7月31日(金) 午後2時から3時30分
講師:猪俣 勲 (会員)
概要:次世代素材CNF(セルロースナノファイバー) を活用した自動車の軽量化を目的としたプロジェクトに関して、その実情を報告します。
是非、皆様のご参加をお待ちしています。
ネット環境の整った場所であれば、どなたも参加可能です。
事前にPC、スマホ、タブレットなど、 Zoomアプリをインストールなど、準備をお願いいたします。
参加を希望されます方は下記よりお申し込みください。
*メッセージ欄に「オープンサロン参加希望」 と記入をお願いいたします。
参加を希望される皆さまには、後日、 参加IDとパスワードを連絡させていただきます。
コーヒーを飲みながらというのがコンセプトですので、 お茶を準備されお気軽にご参加ください。ビールを飲みながらの方も大歓迎です。
2.「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(
よこはま夢ファンドは、
NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、
詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」
「コラム」コーナー
『歯石・毛髪の分析から江戸時代の食生活を探る』 会員 瀧本 憲一
現在の日本の衣食住は、
◆ 江戸時代の人骨の歯石に含まれるDNAに着目して当時どんな種類 の物を食べていたのかを総合研究大学院大の澤藤りかい氏が研究をされている。歯石は、 食べかすなどが石灰化して固まったものだが、ごくわずかに食材のDNAが残っているようである。東京下町の深川にある寺院の改修工事で見つかった埋葬された人骨 で、東京大に保管されていた13体から歯石のDNAを採取し、植物に共通するDNAの一部を、今まさに 新型コロナで話題になっているPCR法で培養して増やして植物の種類を特定した。その結果、 ニンジンなどのセリ科やシソ属、ネギ属など7科10属の植物を食べていたことを突き止めた。さらに、食物以外に、 タバコ属の植物やマレーシア原産で歯磨き粉の原料となる植物のDNAも見つかった。
◆歯石のDNAの検査手法は、江戸時代の食生活、生活習慣、 海外交易の状況など明らかにすることができることが分かった。さらに、この検査方法の応用として、 澤藤氏は武士、町人、農民らで食生活の違いや感染症にかかったことなど調査していきたいとのことである。
◆一方、江戸時代の古文書の表紙の裏側には毛髪が交じっている( 表紙の補強として)ことに注目して、龍谷大の丸山敦准教授らがこの毛髪を丹念に抜き取って分析し、 食材との関係について研究を進めている。これは、毛髪に当時食した食材の金属成分が残っており、 地域や時期の違いによる食生活の変化を調べることができる。
アワやヒエなどの雑穀には普通の炭素12より少し重い炭素13が 米より多めに含まれている。このことから、江戸人は関西人より炭素13が多く、 雑穀を多く食していたことが分かった。
一方、 窒素についても普通の窒素14より窒素15は海にすむ魚に多い。 1600年代後半から約200年かけて窒素15が増加する傾向にあることが分り、 人々が海の魚を食する量が徐々に増えたことが推測された。
◆ 毛髪中の残留金属からその他の食材である野菜や水に含まれるミネ ラル中の金属イオンの分析から江戸時代の食生活がさらに明らかになることに、 分析部門を担当してきた者として興味を覚え、期待する。
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