ブルーアースニュース3月号

NPOブルーアースニュース (2021年3月5日発行)

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春の訪れが感じられる3月になりました。  3月といえば、やはり「ひな祭り」が頭に浮かびます。 雛壇に飾られる「五人囃子」は、能からきているそうです。四人の囃子方(笛、小鼓、大鼓、太鼓)の4つの楽器にプラス地謡(楽器を持たず扇子を持っている)の元服前の少年、五人で構成されています。  江戸の武家社会で能楽が流行する中で、子供達が日頃練習に励んで、お殿様に披露するということで、雛飾りに取り入れられたとするのがその由来だそうです。  能から出てきた言葉は、他にもたくさんあります。  囃子方の調子が揃うことを「三拍子揃う」ということから、攻・走・守そろった人のこと指します。また、能舞台が檜の板で出来ていたことから、一般でも日の当たる場所を指して「檜舞台」を踏むと使われるようになったようです。

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緊急事態宣言が1ヶ月延長となって、3月7日が期限となりますが、さらに延長される模様です。 解除後のリバウンドが心配される日々、もうしばらくは静かに日々を過ごしましょう!  

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1.NPOブルーアースの活動

(1) 2021年度の理科教室  令和3年の理科教室の活動申請を開始しました。安全対策に十分に配慮しながら、子供達の思いに対応して行きたいと考えています。  東日本大震災の復興事業としてスタートした、福島・相馬地区での「おもしろ理科教室」も、今年は10年年目の節目の年です。何とか対面形式で実施できるようにと願っています。  昨年度同様オンライン形式での交流になるかもしれませんが、子供たちとの交流を切らさないようにと考えています。

(2) 2021年の エナジー&エコロジーE&Eセミナー

 オンラインでの施設見学会と、これに加えて関連講座を組み込んだ、新しいタイプのセミナーを検討しています。  秋頃にはお知らせ出来ればと考えています。

(3) 2021年Zoomオープンサロン   

3月20日(土)14:00-15:30   

テーマ:「環境・エネルギー初等教育の実践事例」会員:石川弘毅    

4月 日時は未定です。   

テーマは、プラスチックの諸問題についての最新情報をお伝えする予定です。

会員:猪股勲  

 

オープンサロンは、NPOブルーアース会員のみでなく、このNPOブルーアースニュースを配信させて頂いている皆さまの場でもあります。  コロナ禍の影響で、Zoomでの開催が通常となりました。これはコロナ様さまで、以前は「かながわ県民センター」へ足を運んで頂けなければ参加が叶いませんでしたが、Zoomを採用したことで、どなたでも簡単に参加可能となりました。  読者の皆さまからも自宅から、趣味談義など日常のちょっとした話題などをお話いただければと考えています。  未だ巣ごもり状態の毎日ですが、是非講師としてご参加いただき、交流の場を広げたいと思っています。  

下記のリンク先より、ご連絡をお待ちしています。

是非、皆様のご参加をお待ちしています。 ネット環境の整った場所であれば、どなたも参加可能です。 事前にPC、スマホ、タブレットなど、Zoomアプリをインストールなど、準備をお願いいたします。  参加を希望されます方は下記よりお申し込みください。

https://npo-blueearth.jimdofree.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/   

*メッセージ欄に「オープンサロン3月参加希望」と記入をお願いいたします。  参加を希望される皆さまには、後日、WEBリンク名、参加IDを連絡させていただきます。 コーヒーを飲みながらというのがコンセプトですので、お茶を準備されお気軽にご参加ください。ビールを飲みながらの方も大歓迎です。

 NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成についてよこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。 NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。 今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」  

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「コラム」コーナー」   

『渡鳥はなぜ目的地に正確にたどり着けるのだろうか』    会員 瀧本 憲一

ツルやカモなどの渡り鳥は、そろそろ北の地域に飛び立っていく時期である。しかしながら、なぜ迷わずに日本の各地へピンポイントに飛んでこられるのだろうか。

🔹渡り鳥の種類によっては移動距離やルートが様々である。シベリアや東南アジアなど、遠く数千km離れた距離をよく飛んでこられると思う。カモメの仲間のキョクアジサシは移動距離が最長とされ北極から南極(約2万km)を春と秋に年2回行き来するそうである。

🔹このようなことができる仕組みはつぎのように考えられている。 ①生まれながらに進むことができる大まかな経路がプログラムされている。 ②渡り始めると、太陽や北極星などの星の位置 を認識しながら体内時計と照らし合わせて進む方向や角度を定める。 ③頭部にある感覚機能で地球の磁場をキャッチして位置を感じ取っている。 ④目的地に近づいたら、記憶をたよりに山川などの目印を見つけたどり着く。

🔹人間で例えると、海外から日本の何県何市何町何丁目何番地何号へ地図なしで向かうようなものである。 あの小さい体内に驚くべき機能がどのように備わって、作用するのだろうか不思議である。 苦労して遠くまで渡る目的は何であろうか。

🔹それは餌の確保である。繁殖するためには、食物が豊富にある場所が必要とされる。シベリアの冬では食物が雪や氷で覆われてしまうため、比較的確保し易い日本まで冬鳥として飛来して越冬する。  一方、ツバメなどは、冬の時期は南のフィリピンなどで過ごし、初夏ごろツバメにとっての食物が豊富になる日本へ夏鳥として飛来してくる。いずれも、季節が変わり子育てが終わるころそれぞれの処へ戻っていく。  最近では、気候変動による影響で飛来してくる日程が早まってきているとの報告もされている。

🔹昨年からのコロナ禍により、人々は自然へ目を向ける傾向が出てきているように感じる。  大量消費、重厚長大の時代から舵をきり、何億年かけて生きてきた自然および動植物の高度な機能を謙虚に人類が参考として取り入れて、自然との共生と人類の発展を図っていく転換期ではないだろうか。 科学技術がそれに貢献していくことだと考える。 *参考資料:読売新聞 朝刊 (2021.1.20)

 

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配信停止は下記までお願いいたします。

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